カフェで勉強するコツは?
メリットや注意点などとあわせて解説!

2021.06.03

家で勉強すると集中できないという人は、カフェで勉強する方法があります。今や「カフェ勉」という造語も誕生するほどで、カフェで勉強することにはさまざまなメリットが存在します。その反面デメリットや注意点もあるので、良い面とマイナス面を両方知ったうえで検討してください。

カフェで勉強すると集中できる理由は?

家だと勉強がはかどらないのに、カフェで勉強すると進むという声がよく聞きます。しかし、なぜカフェだと勉強に集中できるのでしょうか。理由を探りましょう。

誘惑が少ない

自宅では、テレビやゲームなどがあったり、ソファやベッドでゴロゴロしたくなったりと、勉強中に気が散る誘惑の存在が目に入りがちです。しかし、カフェに居ればそのような誘惑がなく、勉強に打ち込むことができます。

開放感がある

開放感のあるカフェは、リラックスするのに適しています。リラックスして勉強に取り組むことで集中力が高まり、勉強が進むでしょう。そのため、狭い自室にこもって勉強するのが苦手な人に向いています。

お金を払っている

カフェでは飲み物や食べ物を注文してお金を払うため、払った分の元を取ろうという人間の心理が働きます。そのため、家でダラダラと勉強するよりも「しっかりやらなきゃ」という気持ちが芽生え、勉強がはかどりやすいのです。

適度な雑音がある

カフェにはさまざまなお客さんが訪れて会話や食事を楽しんだり、BGMが流れていたり、店員さんが動き回っていたりと程よい雑音があります。そして、人間はほとんど物音のない静かな場所よりも適度な音があるほうが集中しやすい、という実験結果が出ています。

耳心地が悪く感じるほど騒がしい環境は考えものですが、カフェで流れている程度の音なら勉強するのにもちょうど良いでしょう。

邪魔されない

カフェに居る間は、家族に話しかけられたり来客があったりという心配がありません。周りのお客さんから声をかけられることも基本的にはないといえます。つまり、邪魔するものがないので集中しやすく、勉強に適した環境といえるでしょう。

周りの目がある

カフェでは他のお客さんや店員さんなど、他人の目があることもポイントです。周りから見られているかもしれないという意識が生まれるため、ダラダラしにくく、きちんと勉強しようという意識が働きます。そのため、やる気が出て集中力も上がるでしょう。

時間制限がある

カフェで勉強する場合、ドリンク1杯で滞在できるのはせいぜい1~2時間。カフェの営業時間も考慮しましょう。しかし、ある程度の滞在時間が決まるので目標を立てやすく、その分集中して勉強に取り組めます。

「○分で○ページまでやろう」「カフェに居る間に○○の課題を終わらせよう」など、具体的に時間と内容を決めて勉強することがおすすめです。

カフェで勉強するときの注意点は?

カフェで勉強することは良いことづくめに感じられますが、マイナス面もあります。デメリットや注意点をお伝えしましょう。

お金がかかる

カフェを利用するには、ドリンク1杯や軽食1品など必ずお金がかかります。たとえ1品だけの注文であっても、最低でも数百円必要です。

毎日続ければ、1ヶ月で1万円前後はかかる計算になります。お小遣いの少ない学生にとっては痛い出費。続けられない人もいることでしょう。お財布とも相談しながら利用することが大切です。

日によっては周囲が気になることも

利用するカフェや日によっては、周囲が気になって勉強に集中できない場合もあります。うるさすぎる場合や、周りを意識しすぎて集中力が散漫になるときなど、カフェに行けば必ずしも勉強がはかどるとは限らないと頭に入れておきましょう。

家で勉強できなくなってしまうかも

カフェでの勉強に慣れすぎると、カフェで勉強することへの満足感や達成感ができ、家では勉強が手につかなくなる場合があります。

カフェで勉強することはたしかにメリットが多いですが、あくまでも「カフェで」勉強することが目的なのではなく、「勉強する」ことが目的ということを忘れないようにしましょう。そのためには、カフェでばかり勉強するのではなく、自宅で勉強する日も設ける必要があります。

集中できているようでできていないかも

カフェで勉強が進むと「集中できている」と思い込みがち。しかし、自分では集中しているつもりでも実際はできていないということも考えられます。

カフェのように居心地がよく楽な環境で勉強できることを、「快適」「集中力が高い」と思い込んでいる可能性もあるのです。

お店が混雑する時間は避ける

カフェには混雑しやすい時間帯があります。混雑時に長居すると、ほかのお客さんや店員さんに迷惑をかけることになるため、勉強するなら混んでいないタイミングにしましょう。

なお、混みやすい時間帯は、店や立地、曜日などによって変わります。入店時に店内の混み具合を見て、混雑しているようであれば時間をずらす、別のカフェに行くなどの配慮をしましょう。

勉強禁止のカフェもある

店内での勉強を禁止、もしくは制限しているカフェも存在しており、店内に注意書きや貼り紙をしている場合があります。心配であれば、入店する前に店員さんに勉強しても良いかどうか尋ねると安心できるでしょう。中には、逆に勉強での利用を積極的にすすめているカフェもあります。

なお、当然のことですが、勉強OKなカフェでも他の来店しているお客さんや店員さんに迷惑をかけない、長居しすぎないなど、最低限のマナーは守りましょう。

カフェや家以外で勉強できる場所は?

自宅やカフェ以外に勉強ができる場所にはどのようなところがあるのでしょうか。おすすめの場所をピックアップしました。

図書館

図書館は無料で利用でき、静かで落ち着いた環境の中で勉強ができる場所。また、本や参考書がたくさんあるため資料探しにも便利です。

さらに、周りの利用者も集中して本を読んだり作業をしたりしているので、自分もやらなければという気分になり、モチベーションや集中力も上がりやすくなります。空調設備も整っており、過ごしやすい気温で勉強に取り組めるのも魅力でしょう。

ただ、静かすぎるデメリットは存在します。静かな空間でも集中できるときに利用するようにしましょう。

学校

学校の空き教室を利用して勉強する方法もあります。放課後も自主的に学校に残り、課題や自習をしている人を見かけることもあるのではないでしょうか。休み時間や時間割が空いたタイミングでの勉強に利用しても良いでしょう。

公民館

公民館も無料や低価格で利用できることが多く、学生が勉強しやすい場所の1つです。施設によっては自習室が設けられていたり、資料コーナーがあったりと、学習目的の利用者にふさわしい環境が整えられています。友人と共同で借りて勉強するのも良いでしょう。ただ、友人と共同で勉強する場合は、集中の妨げとなるおしゃべりが進みがちです。おしゃべりに集中しすぎて花が咲かないように注意しましょう。

自習室/コワーキングスペース

予備校などの自習室を勉強場所に選ぶ方法もあります。また、自習室や仕事場として使える「コワーキングスペース」も全国に増加中。オープンスペースだけでなく、個室が用意されている場合もあります。

いずれも月極契約であることが多いですが、「ドロップイン」といって使うたびに利用料を払う形式を採用しているところもあります。料金は月極なら1万円は覚悟したいところですが、自習室や店舗によってさまざまなため、確認しましょう。

ファミレスやファストフード店

ファミリーレストランやファストフード店は、24時間営業の店も多く、カフェと比べて好きなときに利用しやすいというメリットがあります。ファミレスならドリンクバーが利用できることが多く、ファストフードなら低価格であることも魅力。

しかし、カフェよりも年齢層が幅広く、お客さんの入れ替わりも激しい場合があり、物音で勉強に集中できない可能性があります。

カフェに限定せず自分に合った環境で勉強しよう

カフェでの勉強に限らず、勉強する場所は性格などによって向き不向きがあります。また、カフェなどで勉強すると財布の負担もあるので、場合によっては保護者と相談してみるのも良いでしょう。

自宅では集中して勉強できない人は、家以外にも無料で利用できる勉強場所があるので、自分に合った環境で勉強することが大切です。金銭面も考慮すると、カフェなどの有料サービスは毎回ではなく、気分転換として時々利用するのが良いのではないでしょうか。