楽しく勉強するためにできることは?
おすすめの方法やコツを紹介!

2021.06.08

勉強は、楽しく感じられるとやる気が出てはかどります。しかし、いつも楽しいわけではないですし、勉強を楽しいと感じたことがない人もいるかもしれません。楽しく勉強するにはどうしたらよいのでしょうか。勉強を楽しむためのアイデアを紹介します。

勉強を楽しいと感じるのはどんなとき?

学生たちが勉強を楽しめるのはどのようなときでしょうか。勉強が楽しい瞬間について解説します。

問題がスラスラ解ける(答えがわかる)

出された問題が理解でき、スラスラ解けて答えが導き出せると、「自分にもできるんだ」という達成感が生まれて勉強が楽しく感じられるでしょう。暗記したり、理解力や解き方を身に着けたりすることで、誰にでも叶えられます。

できなかったことができるようになる

解けなかった問題が解けるようになると、うれしくなって勉強が楽しいと感じられます。頑張った成果が目に見えることで、やる気にもつながるでしょう。小さな一歩でもかまわないので、「できる」を積み重ねていくことが大切です。

褒められる

人から褒められることで、勉強の楽しさを認識できる場合もあります。親、先生など、周りの大人に勉強の結果を報告して、褒めてもらえたらうれしいものです。

テストでいい点を取る(いい順位になる)

テストの問題がスラスラ解け、高得点を取ることができたり、成績が上位になったりすることで、勉強への楽しさを見出せる場合もあります。

内容に興味がある

勉強する内容が自分の興味のある分野なら、楽しいと感じやすいでしょう。好奇心旺盛な人ならさまざまな分野に興味を抱けるかもしれません。興味がない内容はつまらなく感じてしまうので、興味を持てることが大切です。

勉強するのが好き

もともと勉強が好き、勉強すること自体に興味がある、という場合は勉強を楽しむことができるでしょう。勉強することが自分のためになる、将来役に立つなど、勉強することに価値を見出せる人も楽しんで勉強に取り組む傾向があります。

反対に楽しくないと思うときは?

勉強が楽しいと感じられるのが理想ですが、楽しくないと思っている人も多いことでしょう。しかし、なぜ勉強が楽しくないのでしょうか。理由について解説します。

内容が理解できない

勉強する内容が理解できなかったり、テストの成績が悪かったりすると、勉強に対する苦手意識が働いて学ぶ意欲がなくなり、勉強を楽しくないと感じてしまいます。

やらされている感がする

自ら勉強をしているのではなく、学校の先生や保護者から「やりなさい」と言われるから仕方なくする、というような気持ちで机に向かっていると、やる気も出ず勉強が面白くないと感じるでしょう。誰でも、強制されて何かをするのは楽しくないものです。

勉強をする意味や目的がわからない

なぜ勉強をしなければならないのか、何のために勉強するのか、という気持ちがあると、モチベーションが上がらず勉強をつまらなく感じてしまいます。

〇〇な場面で役立つ、自分の将来の夢を叶えるのに必要、など、勉強する理由や目標があれば、やる気につながるのではないでしょうか。

勉強が楽しくなる方法やコツ!

どうせ勉強をするなら、楽しく取り組めることが一番です。勉強を楽しむためのヒントをお伝えしましょう。

できないところがどこか理解する

自分のできないところ、苦手なところを把握することは大切です。自分がどんな部分につまずいているのかを理解し、そこが解けるようになれば、自分にもできるという自信につながり、勉強も楽しめるようになるでしょう。

一緒に勉強する仲間を作る

共に学習する仲間をつくることで、勉強が楽しいと思えるようになる可能性があります。

・一緒に勉強する
1人で孤独に机に向かうよりも、仲間と共に勉強するほうが精神的に落ち着き、モチベーションが継続されやすくなるでしょう。また、仲間の目があると、下手にサボれないという緊張感も生まれます。

・問題を出し合う
クイズ形式で問題を出し合う方法もあります。ゲーム感覚でできるので、勉強に対するハードルも下がり、楽しみながら取り組めるでしょう。1人でできるやり方もありますが、相手がいればヒントをもらうことができ、ヒントを出すときには出題者側も頭を使うので、双方が勉強になります。
 
・競い合う
勉強仲間は、ライバルとしても捉えられます。仲間の存在が「彼(彼女)には負けたくない」という競争心をあおるのです。ライバル意識が学習意欲を高めてくれるでしょう。

目標、ゴールを設定する

勉強するのが苦手な人は、目標やゴールを決めるのも1つの方法です。目的もなくただやみくもに勉強するのは苦痛かもしれません。そこで、どこの学校に行きたい、そのためにはどんなことをしなければいけない、ということを順番に考え、短期・中期・長期に分けて目標を設定してみましょう。

ゴールに向けて1つずつ目標を達成していくことで、勉強に対する意欲も高まるはずです。ゲーム感覚で、クリアしていく過程を楽しんでも良いでしょう。

学んだことを生かせる場所を考える

学習によって得られた成果が日常生活や自分の将来に生かせる方法はないか、考えてみましょう。頑張って習得した知識を活用できるシーンがあると、ちゃんと勉強しておいてよかったと感じられ、意欲が高まります。

自分の成長過程を知る

それまで解けなかった問題が解けるようになると、うれしくなって意欲も上がります。知っている英単語や漢字、数学の公式などが増えるだけでも十分です。

自分が今までできなかったことが「できる」「わかる」ようになったことを自分が意識できれば、成長を感じられて自信にもつながり、楽しく勉強ができるでしょう。

ご褒美を作る

自分がうれしい、楽しいと感じられるご褒美を用意してから勉強を始めることもおすすめです。

「今日は○ページまでやったらお菓子を食べよう」、「○○が解けるようになったらゲームをしよう」、「受験に合格したら欲しいものを買おう」など、ご褒美が待っていることで勉強へのモチベーションも高まるでしょう。

楽しく勉強できる環境づくりが大切

勉強がつらくなったり、楽しく感じられなかったりすることはやむを得ません。しかし、考え方ややり方を変えるだけでも、勉強への苦手意識が軽減される可能性があります。

おもしろくないまま勉強を続けてもはかどりにくいので、少しでも楽しめる方法で机に向かえることがベストでしょう。